5年前から人口11・6%減 気仙3市町合計 令和7年国勢調査結果 64歳以下で顕著、外国人は増加
令和8年10月6日付 7面
県は、令和7年に行われた国勢調査のうち、県内市町村に関する確定値を公表した。同年10月1日時点の気仙3市町の人口総計は5万1291人で、同2年の前回調査時から6744人(11・6%)下回り、3市町とも10%超減少。15歳未満、15~64歳、65歳以上の各年代で、前回調査時よりも人口が下回った。特に64歳以下の減少率が高く、65歳以上の人口割合を示す高齢化率は、3市町ともに40%台となった。外国人人口は、いずれも前回調査から増えた。
国勢調査は、国内の人や世帯の実態を把握し、各種行政施策などの基礎資料を得ることを目的に実施。大正9年に初めて行われ、令和7年は22回目となった。県全体と、気仙3市町の主要指標は別掲の通り。
人口は大船渡市が3万565人(2年度調査比4163人、12・0%減)、陸前高田市が1万6395人(同1867人、10・2%減)、住田町が4331人(同714人、14・2%減)だった。世帯数は大船渡市が1万3187世帯(同937世帯減)、陸前高田市が6795世帯(同347世帯減)、住田町が1844世帯(同137世帯減)となった。
気仙全体では、人口は5万1291人(同6744人、11・6%減)。世帯数は2万1826世帯(同1421世帯、6・1%減)となった。人口は平成27年から令和2年の5年間では5501人(8・7%)が減少しており、10年間で1万2000人超少なくなったことになる。
大船渡市は、15歳未満が令和2年の前回調査から約800人、15~64歳が約2800人、65歳以上が約700人それぞれ減少。一方で75歳以上は約100人、85歳以上は約70人それぞれ増加。高齢化率は前回の38%から40・9%、平均年齢は前回の53・3歳から55・5歳といずれも上昇した。
陸前高田市は15歳未満が前回調査から約300人、15~64歳が約1300人、65歳以上が約200人減少。75歳以上は約150人、85歳以上は約50人それぞれ増えた。前回40・4%だった高齢化率は43・5%に、平均年齢は前回の54・7歳から56・8歳に上昇した。
住田町は、15歳未満が約100人、15~64歳が約400人、65歳以上が約200人減少。15~64歳の人口よりも、65歳以上が上回った。75歳以上は約120人、85歳以上は約60人減った。前回45・3%だった高齢化率は48・6%、57・4歳だった平均年齢は59・2歳となった。
一方、外国人人口は気仙3市町で前回調査比111人増の計708人。内訳は、大船渡市が同比88人増の406人、陸前高田市は同比8人増の181人、住田町は同比15人増の121人。人口に占める割合は、大船渡市が1・3%、陸前高田市は1・1%、住田町は2・8%。住田町は県内で最も高い。
岩手県の総人口は112万4652人(男54万3435人、女58万1217人)で、前回から8万5882人(7・1%)減った。世帯数は48万7352世帯で、前回よりも5084世帯(1%)下回った。(佐藤 壮)






