ジャズの音色 節目彩る 「カフェ ガル」で3周年感謝祭(別写真あり)
令和8年10月7日付 6面
大船渡市赤崎町の長崎地区にある喫茶店「CAFE gull(カフェ ガル)」(佐々木ひろみ店主)で4日、3周年感謝祭「gullフェス」が開かれた。同店を愛する常連や、SNSの告知を見た新規の来客でにぎわう中、テラス席では東京都のラテンジャズバンドによる野外ライブが行われ、軽快な音色とメロディーが同店の節目を彩った。
同店は令和5年9月にオープン。窓越しに広がる雄大な海と空の眺望が魅力で、市街地から離れた立地でありながら、唯一無二の〝目的地〟として市内外から来客がある。
周年の感謝祭は今回初めて企画。店内では3周年を記念したマグカップやステッカーが販売され、同店のファンが買い求めたほか、午後には東京都を拠点に活動するラテンジャズバンド「森村献スペシャル」による野外ライブが開催された。
同バンドは毎年宮城県気仙沼市で復興支援ライブを行っており、このライブでの演奏を聞いた佐々木店主(59)が「3周年感謝祭で演奏してほしい」と出演を打診したことで、今回の野外ライブが実現。同日は、ピアノの森村さん(72)、ベースの小泉哲夫さん(57)、パーカッションの伊波淑さん(49)が息の合った演奏で来場者を魅了した。
合間に軽快なトークを挟みつつ、アンコール含め11曲を披露した同バンド。演奏を終えた森村さんは、「このメンバーでずっとやっているので、いつも通りの演奏ができた。ここはロケーションが素晴らしい。初めて来たとき、ぱっと景色を見て『うわあ、いいな』と思った。4周年の感謝祭でも演奏できたらいいね」と笑顔で話した。
オープンからの3年間を振り返り、佐々木店主は「あっという間の3年間。『ようやく』と『まだまだ』の二つの気持ちがあるが、お客さまに支えられてここまで来られた」と、周囲の支えに深く感謝した。
今後については、「ここを目指してきてくれた人が、もっと見て回ったり、ゆっくりできる場所を周辺に増やすことができれば」と夢を語るとともに、「店舗の立地を生かした今回のような野外ライブや、ガーデンパーティー、ガーデンウエディングなどを開きたい」と見据えていた。






