気仙両市の秋 盛り上げる 10、11日行事めじろ押し 大船渡市…市産業まつり 陸前高田市…高田松原花火
令和8年10月8日付 7面
秋の行楽シーズンの中、大船渡、陸前高田の両市で10(土)、11(日)の両日、イベントや秋祭りがめじろ押しだ。大船渡市ではこの2日間、大船渡町内で市産業まつり(実行委員会主催)が開かれ、一帯では多彩な行事が併催される。陸前高田市では11日、高田松原花火2026が初開催され、豪快な花火が夜空を彩る。11日は両市の3地区で神社の式年大祭があり、伝統行事が地域を盛り上げる。(高橋 信、菅野弘大)
3地区で式年大祭

11日に開催される新山神社の式年大祭に向けて、練習を重ねる住民=三陸町越喜来
大船渡市の秋の一大イベントである産業まつりは、市防災観光交流センター「おおふなぽーと」前の大船渡駅周辺エリアで開かれる。時間は両日とも午前10時~午後3時。
83事業者が出展する予定。産業紹介コーナーと特産品販売コーナーが設けられ、銀河連邦・交流都市物産展が行われる。
大船渡自慢のサンマは、両日ともに400匹ずつ無料振る舞いと販売を実施。ワカメの詰め放題、景品付き餅まきのほか、多彩なステージイベント、キッズワークコーナーも行う。
産業まつりに合わせ、中心市街地の事業者もイベントを開き、相乗効果でまちを盛り上げる。㈱キャッセン大船渡はキャッセン秋まつりを、おおふなと夢商店街は「夢フェス~秋の陣~」(10日のみ)を併催。気仙丸ふれあい展示会(千石船「気仙丸」利活用推進協議会主催)、大船渡うまいもんファンラン2026(実行委主催)、ゴールデンベアーズSHOW(箕面自由学園高校主催)なども予定している。
11日には東日本大震災後見送られてきた三陸町越喜来の新山神社(宮﨑和貴宮司)の式年大祭が、16年ぶりに開かれる。従来は浦浜地域の住民が臨む4年に1度の行事だが、越喜来地区内の崎浜、甫嶺、上甫嶺各地域にも参加を呼びかけ、同地区を挙げた大祭となる。神輿海上渡御や余興奉納を行うほか、韓国から伝統芸能団体を招待する。
一方、陸前高田市では同日、横田町本宿の熊野神社と広田町根岬の鶴樹神社の大祭が催行される予定。いずれも新型コロナウイルス禍の影響を受け、前回は中止または規模縮小を余儀なくされ、熊野神社は平成28年以来10年ぶり、鶴樹神社は30年以来8年ぶりの実施。それぞれの地域に伝わる「梯子虎舞」をはじめとした余興奉納や神輿渡御などが見どころで、秋祭りシーズンにふさわしい活気を呼ぶ。
高田町の高田松原運動公園では、新たな花火大会「高田松原花火2026」が開催される。全国屈指の煙火業者が手がける光の大輪が、陸前高田の秋の夜空を明るく彩る。
当日は打ち上げ花火のほか、東北の伝統芸能を楽しめるステージイベント、魅力的なグルメが集結するフード・マルシェの開催などを予定。花火の打ち上げは㈱マルゴー(山梨県)と㈱ワキノアートファクトリー(福岡県)の2社が担当する。
開催時間は正午~午後9時30分で、花火の打ち上げは午後7時から1時間程度を見込んでいる。花火観賞にはチケット(全席有料)が必要で、高田松原花火公式サイトから購入できる。
両日の主な催しは別表。





