秋の夜空彩る光の大輪 高田松原花火2026 約1万5000発で魅了

▲ 約1万5000発が打ち上がった高田松原花火

 【一部既報】11日に陸前高田市高田町の高田松原運動公園で初開催された「高田松原花火2026」(実行委員会主催)は、同日夜にメインイベントとなる花火の打ち上げが行われた。市内で花火大会が開催されるのは、令和6年10月以来約2年ぶり。日が沈んだ夜空を、約1万5000発の光の大輪が明るく彩り、観覧客らが秋の華やかな花火ショーを満喫した。
 会場内にはさまざまな座席が設置され、車内から楽しめるドライブビューエリアや宿泊がセットになったキャンプサイトも用意。打ち上げ開始時間が近づくにつれて、観覧客らが続々と入場し、にぎわいを見せた。
 今回の花火を手がけたのは、全国屈指の煙火業者である㈱マルゴー(山梨県)と㈱ワキノアートファクトリー(福岡県)。午後7時から花火大会が始まり、花火と音楽を融合させる「ミュージックスターマイン」を中心としたプログラム構成で盛り上げた。
 壮大な花火が打ち上がると、観客席から歓声が上がった。この日は風が少なく、滞留した煙が花火と重なる場面もあったが、大小さまざま、色とりどりの光の輪が音楽のリズムに合わせてテンポ良く打ち上がり、観覧客らを魅了した。終盤には、観客らがスマートフォンのライトを点灯し、打ち上げ業者への感謝を伝える演出もあった。
 盛岡市から家族で訪れた斉藤大樹さん(手代森小3年)は「最後のフィナーレで花火がいっぱい上がって、とてもきれいだった。また見に来たい」と感想を話した。
 実行委によると、同日の来場者数は、6000~7000人を見込んだ当初想定の半数ほどにとどまった。
 大坂智央実行委員長(30)は「事故もなく安全に花火が打ち上がり、ほっとしている。運営面で出た課題やいただいた意見は、実行委員会として反省しなければならない。今後形は変わっていくかもしれないが、2回、3回と皆さまに少しずつ認めていただけるよう、喜ばれ、求められる大会にしていきたい」と話した。