鈴木選手(広田小)が50㍍でV 盛岡市で県陸上競技交流大会 3種目で気仙勢入賞の活躍

▲ 小学2年女子50㍍で1位となった鈴木選手

 「日清食品カップ県小学生陸上競技交流大会」(一般財団法人岩手陸上競技協会主催)はこのほど、盛岡市の県営運動公園陸上競技場で開かれた。気仙3市町の選手らも個人・団体の各種目に挑み、このうち、小学2年女子50㍍で陸前高田市立広田小学校の鈴木柑那選手が1位、小学5年女子100㍍で大船渡市立大船渡北小学校の平山彩巴選手が8位、小学混合4×100㍍リレーで立根小学校が8位にそれぞれ入賞する活躍を見せた。
 県内小学校の選手らが出場し、男女別の6種目、混合1種目、男女別オープンの2種目で競った。気仙からは、大船渡市の大船渡、大船渡北、立根、猪川、越喜来、陸前高田市の広田、竹駒の計7校に加え、住田町の有住陸上クラブの選手らが大会に臨んだ。

 小学2年女子50㍍の鈴木選手は、今大会に初出場。9秒24のタイムで見事1位となった。
 「走るのが好き」という鈴木選手は、担任教諭の勧めで本年度から県内の記録会や大会に出場。今大会では序盤、盛岡市の選手にリードされたものの終盤で追い越し、0・02秒差で優勝を手にした。
 「走るときに緊張はなかった。みんなが応援に来てくれてワクワクした」と本番を振り返り、「優勝してうれしかった」と笑顔。今後の大会への出場にも意欲的で、「(ほかの選手が)みんな結構速くなっていたので、もっと速く走れるように頑張りたい」と、さらなる飛躍を誓った。

小学5年女子100㍍で8位入賞した平山選手

 小学5年女子100㍍の平山選手は、日頃の体育などでのパフォーマンスから教職員に出場を勧められ、自身も走るのが好きだったことから挑戦を決意。ほかに同校から出場する選手らとともに放課後の練習に励んできた。
 走る際の姿勢に改善を重ねて臨んだ本番は、「調子が良いことを自分でも感じながら走った」と平山選手。15秒87のタイムで8位に食い込んだ。「予選を通って、決勝を戦えたことがうれしい。来年も出て、もっと安定した走りで決勝でも順位を上げられるように頑張りたい」と、競技する喜びをかみしめながら、成長を見据えた。

 混合4×100㍍リレーで8位入賞を果たした立根小は、長谷川夏月選手(6年)、長谷川健介選手(同)、熊谷柚希選手(同)、千田朔人選手(同)の4人が出場。長谷川(健)選手がリレー種目への出場を希望し、自ら集めたメンバーで、練習を重ねた成果を発揮し、56秒99を記録した。

リレー種目で実力・連係力を発揮した立根小の出場選手ら

 双子の長谷川(夏)選手と長谷川(健)選手は市陸上競技協会主催の練習会で、熊谷選手は県内のスクール「アーカイヴ」で実力を磨く。千田選手は4人の中で唯一、学校生活以外で陸上競技に触れる機会がなかったというが、3人と競い合える運動神経や、日頃の信頼関係からメンバーに。4人は、宮古市の競技場まで足を運ぶなどして技術向上に努めた。
 本番は最後までバトンをつなぎ、仲間とともに競い、結果を分かち合う団体種目ならではの魅力を実感した。
 千田選手は「初めて大きな大会に出て、楽しかった」と充実した表情で大会を振り返った。長谷川(健)選手は「初めて挑戦したリレーで入賞できてうれしい。みんなに出てもらって良かった」と感謝していた。