実りの秋 にぎやかに 市農協創立60周年記念 4回目の「JAまつり」開催(別写真あり)
令和8年10月25日付 1面
大船渡市農業協同組合(猪股岩夫組合長)が主催する令和8年度「JAまつり」は24日、同市大船渡町のJAおおふなと本店・大船渡支店で開かれた。今年で4回目を数える催しで、市農協の創立60周年も記念しての開催となった。会場には気仙が誇る農畜産物が並び、ステージイベントや展示なども繰り広げられ、活気を呼び込んだ。幅広い世代の大勢が来場し、実りの秋を感じながら余すことなくまつりを楽しんだ。
JAまつりは、気仙3市町の枠組みによる新たな農業イベントとして、令和5年度に初開催。本年度も各市町が協賛し、大船渡青果㈱、㈱東海新報社が後援した。
この日は曇りで、朝のうちは肌寒さも感じられたが、スタート前から市民らが大勢足を運び、地元産の野菜や果物、花きなどの販売コーナーは早くからにぎわいにあふれた。
ステージイベントは、農産物品評会・フラワーコンテストの表彰で幕開け。続く開会式では、猪股組合長が市農協創立60周年に触れ、地域への感謝を示しながら「まつりを通じて、自然の恵みと食の豊かさを感じながら、秋の一日を楽しんでもらいたい」とあいさつ。来賓の渕上清市長、姉妹農協・JAさがえ西村山(山形県)の安孫子常哉組合長が祝辞を述べた。
主催者や来賓によるテープカットのあと、子ども対象の駄菓子まき、全員参加の餅まきでまつり開催と創立60周年を祝った。
市内で活動する団体を中心とした舞台がはじまり、チンドン寺町一座が客席を練り歩きながら明るい音色で盛り上げた。県立大船渡東高校太鼓部、お笑い芸人・ジョイマン、キッズダンスのSTUDIO LINKが続き、JAおおふなと女性部もダンスを披露。立て続けの熱演に、観客からは大きな拍手が送られた。
会場内では、地元の新鮮な農畜産物、Aコープ商品、菓子などの加工品を販売。子ども向けの縁日コーナーも設けられた。
今年も、新米を使った炊き込みご飯やパック牛乳、JAさがえ西村山の協力による山形の芋煮汁の無料振る舞いを実施。引換券は開始後すぐに配布が終了し、振る舞いを前に長蛇の列ができる盛況ぶりだった。
本店3階では、農産物品評会・フラワーコンテストの展示会、気仙の園児らが出品した塗り絵展、いす型装置で地震動を体験できる防災教室、JA女性部「手芸の会」の作品展示が行われ、来場者の関心を集めていた。
地元の野菜や果物を買い求めた佐藤初子さん(87)=大船渡町=は「地元でとれた野菜や果物がたくさん並んでいて、毎年楽しみにしている。きょうもジャガイモやニンジン、リンゴを買った」と、満足げに話していた。





