約30年ぶりの「SW」
令和8年6月6日付
「遠い昔、はるか彼方の銀河系で…」の一文に続いて始まる、♪ジャーン、ジャーン、ジャジャジャジャーンジャン…のテーマ曲。一応、SF映画の名作シリーズとして知られる「スター・ウォーズ」のオープニングを表現したのだが、伝わりづらいかもしれない。
最初に制作された「エピソード4/新たなる希望」がアメリカで公開されたのが49年前。これまで、本シリーズ9作品をはじめ、スピンオフなどが映画やテレビドラマ、アニメーション等として世に出てきた。
あらかじめ述べておくが、筆者はスター・ウォーズファンではない。約30年前の学生時代、「エピソード1/ファントム・メナス」公開時に同作品と「エピソード4~6」の特別編は劇場で見たが、その後の作品は未見。主なキャラクターは知っているが、あらすじは完全に忘れている。
なのになぜ、本欄でスター・ウォーズを語ろうとしているのか…それは、公開中の新作映画「マンダロリアン・アンド・グローグー」を見たからである。
同作は、テレビドラマシリーズ「マンダロリアン」の続編。孤高の賞金稼ぎ・マンダロリアンと、その養子で弟子のグローグーの活躍、強い絆を描いた物語だ。
グローグーは、シリーズを代表するキャラクター・ヨーダと同種族の幼児(50歳だが)で、フォースの力を持つ。筆者は、そのかわいい姿と動きに心を奪われ、ついには簡単な解説動画を見る程度の予習だけで、約30年ぶりにスター・ウォーズを見に劇場へ行った。
感想には賛否両論があるようだが、個人的にはシリーズを知らなくても物語が分かりやすく、面白かった。あのテーマ曲が流れないのに驚き、若干の間延びを感じた場面はあったものの、迫力あるアクションにワクワクし、父と幼子のやりとりに笑い、ほっこりした。
久々に、王道の娯楽作品を見た感があった。興味がある方はぜひ、劇場へ。(佳)






