令和8年10月21日付

 人に言われて意識してみたら、確かに大船渡市内でも高校などの近くの車道に、青い塗料で矢羽根型の交通標識が塗られていると気づいた▼今年4月、自転車にも青切符(交通反則通告制度)が導入されたのを受けて施されたのだろう。青の矢印は自転車が走るべき方向と通行位置を示すものだ▼これを見て、「自転車は車道の左側を走るのが原則」という大昔に教わったルールを思い出しはしたが、自転車を含む軽車両の交通規則は大半が忘却のかなたにあり、いま自転車に乗ったら即座に違反で捕まる自信がある▼中でも「手信号」が難関だ▼小中学校時代、校庭で警察署の人から自転車の安全走行について習った時、この手信号をうまくできなかった記憶がある▼右折の時は右腕を真横にまっすぐ伸ばす。左折の時はひじを上に曲げるか、左腕を真横へ伸ばす―というものであるが、片手をハンドルから離すためバランスを崩しやすく、どうサインするのか忘れたりして焦ってしまうのだ▼ただ道交法では交差点での右左折や進路変更時にこれをしないと合図不履行という違反になってしまう▼現状、一般的な自転車に取り付けられるウインカー等はまだ多くないという。しかし安全走行とルール順守のためにもそうしたアクセサリーが増えてくれたら、利用者にとってもドライバーにとっても安心材料となろう。