令和8年05月24日付
なんでも三日坊主。筋力トレーニングなんて思いついた時に一日だけやって終わり―てことを繰り返している▼読者にもきっとご同類がおられるのでは。だがこれを読んだら、にわかに筋トレしたくなるかもしれない▼「腹筋を使うと脳が〝洗われて〟きれいになる」―そんな仕組みを米ペンシルバニア州立大学を中心とする研究チームが明らかにした▼腹筋によって腹部の筋肉が収縮すると、そのたびに血管を通じて脳や脊髄に圧力が伝わり、脳が頭蓋骨の内部でごくわずかに動く。この揺れが、脳や周辺を満たす脳脊髄液を循環させるというのだ▼つまりどういうことか?ここでは汚れたスポンジをイメージすると分かりやすい▼スポンジをきれいにしたいと思ったら、水道の水で流しながら絞るだろう。同じように、腹筋をすると脳から液体(たとえるならこれが水道水)が流れ出す。その液体が脳の内部から外側の空間へ押し出されることで、老廃物の除去につながる―と、大まかにはそういう理屈らしい▼なお、睡眠時にはこの液体の流れが逆向きになるそうだ。寝ている間は〝水〟を引き込み、運動時にそれを使って老廃物を押し出す。そういう脳洗浄のサイクルになっているのだ▼「よく寝てよく運動するのがいい」ということが改めて証明されたわけだが…実践できるかというと、三日坊主には難しい。






