令和8年06月04日付
早くも台風シーズンに突入。新しい防災気象情報の運用が開始されるやいなや、台風6号が大型のものとなり、最大の警報たる「警戒レベル5」が発表された▼気象災害の激甚化傾向に歯止めがかからない。今年はエルニーニョ現象の発生も予測され、猛暑ばかりか極端な豪雨も懸念される。過去に水害が少なかった地域でも今後は何があるか分からず、防災気象情報を頭に入れておく必要がある▼以前は同等レベルの危険でも「氾濫発生情報」や「大雨特別警報」など、災害の種類によって名称がバラバラな点が分かりにくかった▼そこで河川氾濫も大雨も土砂災害も高潮も、すべて「レベル+情報名」の形で発表する形に変更された▼見直し後も、警戒レベルが5段階あること、5が最も危険なこと、レベル4までのうちに全員避難を終えているのが望ましい―という原則は変わらない▼レべル1は「最新情報に注意を向ける段階」、2は「避難方法を確認する段階」▼3は「高齢者等避難が始まる段階」であるとともに、このあと4が発表される可能性が高いことも示す▼4は「危険警報」。必ず避難指示が出る。5の「特別警報」は、すでに災害が発生しているか発生直前であり、命に危険が及ばんとする状況を指す▼5は絶対に待たない。4の数字が見えたら例外なく避難行動を取る―が正解と覚えておこう。






