令和8年10月04日付

 9月上旬、ある小学校を訪れた時に「きょうはインフルエンザで児童も先生も数人お休みしてます」と聞き、ああ、ニュースで見た通り、本当にこんな早い時期からはやってるんだ、と実感した▼厚労省は8月28日、定点当たり患者報告数が流行開始の目安である1・00を上回ったことから、インフルエンザの流行シーズンに入ったと発表した。感染症法の施行以来、2番目に早い流行入りだ▼大船渡保健所管内の気仙でも、1医療機関当たりの患者数が流行期同様の数値を示しており、すでに学級閉鎖の措置をとった学校もある▼〝流行は冬〟のイメージは、もはや過去のものと考えるべきかもしれない。ある医師も「印象としてコロナ禍以降は年々、流行が前倒しになっていると感じる」と話していた▼しかしまだまだインフルエンザ=真冬、の認識は強い。急な発熱や強いだるさ、のどの痛みなど、いわゆる風邪と比べて重い症状が出ても「コロナが陰性なら、たちの悪い風邪だろう」と考えられがちだ▼またこの時期に感染対策をする人も少ない▼今月は気仙3市町で産業まつりが開催されるほか、イベントがもりだくさんの月だ。新型コロナの患者も確認されているうえ、全国的にはしかも流行している▼人混みに出る時は、相手も自分も感染している〝かも〟という前提で、予防を念頭に置いて行動したい。