令和8年01月18日付
思いもよらぬことがまあ、起こるものだなあと驚いた。少しも予期しなかったとは言わないが、それでも意外ではある。立憲民主党と公明党が新党を立ち上げるとは▼公明が連立離脱した時、野党支持者の中には「斉藤代表を立民が首班指名すれば政権をとれる」と、冗談交じりに(半ば本気で)ささやく人もいた▼それが通じるだけ、双方の主張にはもともと相いれる部分があったということだろう。公明が自民と組んでいたのが今となっては不思議に思えるほどに▼経済政策だと、立民は財政規律重視、公明が減税や積極財政のイメージでスタンスはやや異なるが、弱者への配慮という点では合致していそうだ▼何より最も近いのは安全保障面ではないか。「平和国家」「法の支配」に対する考え方ではほぼ食い違いがないように思える▼まだ海のものとも山のものともつかないので(党名はどうにかならなかったのか…〝中革〟と揶揄されそうに思うけど…という以外に)善しあしの言及は避けるが、安倍元首相の死を契機に与野党の秩序が乱れ、一気に極端へと振れてしまった今の政治を見るにつけ、本当に「中道改革の軸を持つ政党」なら歓迎したいという国民も相応にいよう▼新党は、自民の保守中道議員にも合流を呼びかけている。政界再編のうねりをつくる新たな塊となりうるのか、注目していきたい。





